心療内科の診療対象となる疾患

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心療内科のアレコレ!興味のある看護師必見!!

対象となる疾患

対象となる疾患

うつ病

気分の落ち込みが続き何も行動する気が起きず不安感が続くなどの精神的な症状や、不眠・食欲低下・倦怠感・疲れやすいといった身体的な症状が続きます。憂うつな気分になることは誰でもありますが、うつ病の場合は気分が落ち込んだ原因が解決しても症状が続きます。うつ病に対しては環境調整や抗うつ剤による治療を行います。

躁うつ病(双極性障害)

うつ状態の時期と、極端に調子がよくなり活動的になる時期を繰り返します。気分の上下が激しくなることで心身への負担が大きくなり、社会的な活動にも支障が生じます。躁状態になると気分が高まりエネルギーに満ち溢れた気分になります。そのため、患者自身が病気であることに気がつかないケースも少なくありません。うつ病の症状を自覚してから受診するケースが多いので、うつ病として治療を受け始めることも多いです。しかし、うつ病とは治療方法が異なるので正しい診断が必要です。

大人の発達障害

要領が悪く物事をこなすのに時間がかかる、日常会話が苦手、細かいミスが多い、同時並行で作業を進めるのが苦手、頑張って物事に取り組んでいるのに周囲からの評価が低いといったことがある場合は発達障害の可能性があります。

強迫性障害

特定の考えや衝動が突発的に生じ、それを打ち消すために様々な行動を起こします。症状が強くなると日常生活に支障をきたすだけでなく、他者を巻き込む可能性もあります。他者を巻き込むことで自責感や罪悪感が募り、さらに不安感が高まるといった悪循環に陥ってしまいます。薬物療法や行動療法を組み合わせて治療を行います。

パニック障害

激しい動悸や呼吸苦、冷汗、めまいなどに襲われて強烈な不安感を伴う発作を起こします。さらに、また同じ発作が起こるのではないかという不安感が生じ、発作が起こる状況そのものに恐怖感を覚えるようになります。パニック障害は脳の誤作動によって起こる病気です。薬物療法だけでなく、生活環境の改善なども必要となってきます。

統合失調症

誰かに監視されている、誰かに操られている、自分の考えが相手にバレている、知らない声が聞こえるなどといった症状が続く場合、統合失調症である可能性が高いです。脳のドーパミンのバランスが崩れていることが発症の原因として考えられています。治療には薬の使用だけでなく、病気に対する理解や周囲の協力も必要となります。

その他の疾患

その他には「身体表現性障害」「社会不安障害」「適応障害」などが対象となる疾患として挙げられます。

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