心療内科に関する基本的な知識を紹介します。精神科と似たイメージを持っている人も多いかと思いますが、実はそれぞれ異なる領域を扱います。対象となる疾患は多岐に渡りますが、ストレスなどが原因で体調を崩した人の身体疾患を主に扱います。近年はストレス社会といわれるようになり、需要が急増している分野です。うつ病などの病気は知らず知らずのうちに進行しているケースが多いため、異変を感じたら早めに受診する必要があります。
心療内科はストレスなどによって体調に異変をきたした人を対象とした診療科です。1996年の政令で表示を許された比較的新しい診療科で、精神科とは異なります。心療内科が担う役割をあらためて確認しておきましょう。
心療内科の対象となる疾患は多岐に渡ります。ここでは代表的な疾患として「うつ病」「躁うつ病(双極性障害)」「大人の発達障害」「強迫性障害」「パニック障害」「統合失調症」について詳しく紹介していきます。
心療内科を受診すべきタイミングを紹介します。強いストレスは食事や睡眠に影響を与えます。これまでのように食事を美味しいと感じなくなったり眠れなくなったりする状態が続く場合は心療内科の受診を検討してください。
保健診療で受診する場合、医療費は一律で決められているので医療機関が違っても金額にほとんど差はありません。初診時で2,500~5,000円、再診時で1,500~2,500円程度です。自費診療の場合は医療機関によって料金が異なります。